肌の状態に大きな差がつく、レーザー治療後のアフターケア

レーザーによる刺青の除去治療を受ける方が多くなっていますが、そもそもレーザーは「刺青を消すための機械」ではありません。工業分野では材料の切断や研磨に使用したり、軍事分野では兵器にも使われているように、とても強いエネルギーを発する技術です。 そのエネルギーを使って刺青の色素を細かく破砕して、そこから先は体の働きによって徐々に刺青という「異物」を薄くしていくというのが、レーザー治療の仕組みです。 それだけ強いエネルギーを皮膚に加えるのですから、当然ながら皮膚はダメージを受けます。このダメージをどうケアするか、それによって刺青除去だけでなく肌の状態を良好に保てるかどうかに大きな差がつくので、レーザー治療後のケアについてしっかりと知っておく必要があります。

レーザー治療を受けた後の皮膚は、傷を負った状態だと考えてください。照射時間を短くするレーザー治療器を正しく使ったとしても何らかの影響は避けられないので、レーザー治療を受けた直後からケアをしてあげる必要があります。 熱いものに触れてしまって火傷を負ったり、擦り傷を負ってしまった時に人は傷口をできるだけいたわるようにすると思いますが、それと同じ感覚でいたわってあげましょう。レーザー治療には「治療」という言葉が使われているので体に良いことをしていると錯覚しがちですが、レーザーを当てることによって大なり小なりダメージを与えているという認識を持つことが重要です。

ダメージを受けた皮膚は、とても敏感な状態になります。怪我をした傷口に少し風が当たっただけでもヒリヒリする感覚を実感されたことがあると思いますが、それと似た状態です。 そこにさらに別のダメージを与えてしまわないよう、状態の安定と傷の保護が基本です。紫外線を当てないようにすることや、軟膏によって物理的な刺激から守ること、乳液などで乾燥から守ってあげるなどが基本となります。 傷口と同じなのであれば清潔にしなければ、ということでお風呂でしっかりと洗うべきと考える方もおられますが、この際に皮膚に刺激を与えすぎると治りが悪くなってしまいます。清潔を保つことはとても重要ですが、くれぐれもゴシゴシこするなど刺激を与えすぎないようにしましょう。

人間の体は本来、ダメージを受けてもそれを修復する機能を持っています。もちろん皮膚も同様で、レーザー照射によってダメージを受けてもそれを修復しようとします。適切なケアはこの働きを助けるものなので、少しでも美しい肌を保てるようにいたわってあげてください。 レーザー治療にできるのは刺青の色素を細かく破砕して、体の働きによって色素が取り除かれるのを助けることです。正しいケアをしたからといって刺青を消すことに直接の関わりはありませんが、レーザー治療に伴う肌の変化を最小限に食い止めることで満足度に大きな違いが出ます。 自分の肌はひとつしかなく、替えが利くものではありません。ぜひその意識を持って、より満足度の高いレーザー治療を受けられることをおススメします。

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