切除、レーザー、植皮、剥削…一番結果が出る刺青除去法を見つけるには?

切除法やレーザー治療、剥削法、植皮法…刺青を除去する治療法には主にこの4つがあります。これだけあると、自分の刺青を消すにはどれが最適なのかを自分で決めるのが難しくなってきます。しかし、治療法によっては治療費が高額になることもあるため、費用面も含めてシビアに選択したいところです。 実際のところ、どの治療法が良いのでしょうか?

結論から申し上げますと、「切除可能な刺青であれば、切除法で取り除くべき」というのが当院の見解です。大きさにもよりますが、切除法だと一度の治療で確実に取り除くことができるので、急いでいる方や中途半端に刺青が残ってしまっては困るという人に適しています。 実際に刺青除去が行われている現場では刺青を消したいという人たちの色々な事情と接することができますが、その中でも多いのが「早く消したい」という要望です。結婚式を控えている人など、指定の期日までに刺青を消してしまわないと困ると言う事情を抱えている人にとって、切除法は早く確実に刺青を消すことができるので有効な治療法です。 切除法で消すことができない刺青は、それ以外の方法で消すことを模索するのが正しい順序である考えています。

切除法以外の治療法と比べると、それぞれの治療法には一長一短があって、それぞれが相反する関係にあります。例えばレーザー治療だとメスを入れないので傷痕が残ることはありませんが、切除法は傷痕こそ残るもののレーザー治療のように何度も通院する必要がありません。また、レーザー治療は火傷をする痛みを伴いますが、切除法は局所麻酔をするので痛みを感じることはないといった具合です。 それぞれの治療法が一長一短であることから、費用や痛み、適した刺青のパターンなどで治療法を選ぶのが妥当ですが、大切なのはプロセス(治療中のこと)ではなく結果です。「刺青を消したい」という思いはどの患者さんにも共通していることなので、最終的にはどの治療法が一番効果を出せるのかというところが決め手となります。

最も良い結果を出すために治療法を選ぶ際に、もうひとつ大切なのは患者さん自身の意向です。もちろん医師は提案やアドバイスはしますが、最終的にどの治療法を選択するかを決めるのは患者さん自身です。刺青除去という治療を成功させるには患者さんと医師の信頼関係が欠かせませんが、医師が治療法を無理強いしているようでは信頼関係を築くのが難しくより高い結果を出すための妨げになります。 当院でも最優先しているのは、患者さんの意向です。治療の結果を良いものにするに欠かせないことだからです。 とことん患者さんの話に耳を傾けて意思を尊重してくれるのが、本当に信頼できる医療機関です。刺青を消すという目的を達成するため、信頼できる医療機関選びから始めてみてください。

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