顔こりや乾燥が作るしわを防ぐ方法

慢性的な肩こりに悩まされている方は多いと思いますが、体のどの部分であってもこりの原因は筋肉の疲労や緊張です。肩こりと同じように「顔こり」と呼ばれることもあります。医学的には、顔にある表情筋という筋肉に疲労が蓄積してしまう現象です。顔こりの原因には、ちょっと興味深いものがあります。よくあるのは目の疲れや肩こりからの影響などですが、顔こり特有の原因として作り笑いがあります。仕事上や人間関係上の理由で面白くもないのに笑顔を作る必要があるシーンはとても多いと思いますが、この作り笑いというのは自然な笑顔ではないので表情筋を無理に動かして笑っている状態です。自然に笑っている時であればむしろストレス発散になると思いますが、無理に笑顔を作ることは表情筋に負担をかけることになり、それが顔こりの原因になるというわけです。心当たりがあるという方、多いのではないでしょうか?顔こりがあるとイライラしたり眉間にしわが寄っているような硬い表情になりやすく、それがさらなる顔こりに拍車をかけてしまいます。笑う門には福来るといいますが、その逆もあるということですね。この顔こりも、実はしわの原因になります。しわだけでなく肌荒れやくすみの原因にもなるので、実は顔全体の美容の大敵なのです。顔にしわができる原因は実にたくさんあるのですが、加齢によって増えてくることでは共通しています。それではなぜ、加齢によってしわが増えるのでしょうか?長年にわたって表情のくせがそのまましわとして定着した、長年にわたって紫外線の影響を受け続けたことでその影響がしわにも表れた・・・といった具合に、どちらも「長年」という条件がつきます。そうです、しわができるには長い時間がかかるのです。表情しわの代表格として笑いじわがありますが、いくらよく笑う人であっても若いうちから笑いじわがあるという人はあまり見かけません。それは、まだ「長年」の積み重ねがないからです。」長い時間にわたって表情筋の疲れやストレスを放置しているとしわの原因になるので、顔の筋肉をマッサージしてあげたり、温めてあげるなどをするだけでもストレスやこりが軽減されます。表情が明るくなるともいわれているので、試してみてはいかがでしょうか。もうひとつ、しわができる原因として先ほど皮膚の乾燥を挙げました。これは自分でケアできる部分でもあるので保湿クリームなどを使って日常的なケアをすると一定の効果が期待できます。長い時間をかけてしわができる前に、自分でできることはぜひやってみてください。