たるみ改善を謳っているリフトアップグッズ、これってどうなの?

たるみというのは、漢字で書くと「弛み」となります。簡単な言葉に置き換えると、それまでシャキッとしていたものが緩んでしまうというニュアンスです。そこに地球の引力が作用して緩んだ皮膚や脂肪が下に垂れ下がることでたるみが生じる・・・というのが一般的な認識ではないでしょうか。完全に正解というわけではありませんが、たるみが生じる一因ではあります。それでは下に垂れてしまったものは上に引き上げれば良い、というわけでたるみ改善のさまざまな商品が売られています。その中でも最も直接的なアプローチなのが、「テープで皮膚を固定し、引き上げる」という目的で売られているリフトアップテープです。リフトアップというのは引き上げるという意味なので、顔の上の辺りに皮膚を持ち上げてその状態をテープで固定するという具合です。確かにこれなら「地球の引力に負けて垂れ下がっている皮膚を持ち上げる」という効果はありそうです。しかし、こうしたテープを使った方法にはリスクが付きまといます。それは、引き上げることによってさらに皮膚が伸びてしまうことです。リフトアップテープを使う方にとって、テープを貼るのはもっぱら自宅にいる時でしょう。そして皮膚が持ち上げられた状態のくせを付けて、外出すればリフトアップされた状態が続く・・・ということだと思います。しかし、皮膚は少しの時間にテープで固定したからといってその形を維持するわけではありません。皮膚を持ち上げる力を持っているのはその中にある筋肉なので、本当に自力でリストアップするのであればその筋肉の衰えを回復させるしかないでしょう。かくして、テープで持ち上げることによって引っ張られた筋肉はむしろ伸びてしまい、テープを外した時にさらに垂れ下がる恐れがあるわけです。これはテープだけでなく、顔に装具を取り付けるタイプや、リフトアップバンドといって髪に取り付けるタイプのものでも同じです。どれも一時的には皮膚が持ち上げられてリフトアップ効果が得られますが、それぞれのテープや装具を外すと元に戻ってしまいますし、先ほども申し上げたように日常的に使っていると皮膚が伸びてしまってその分さらにたるみがひどくなってしまうことも考えられます。たるみの改善は、「皮膚を引き上げる」のではなく、「余った皮膚を取り除く」ことが最も確実であると当院は考えます。もちろんそれは医療行為なので、当院のように医療機関でないと行うことはできません。医療機関であれば衛生的かつ確実にたるみの改善ができるので、根本的な解決をお考えの方は医療機関に相談されるのが結局最短ルートだと思います。

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