気になる目の下のたるみは自然な現象です

顔のたるみについてお悩みをお持ちの方はとても多いですが、その中でも目の周り、まぶたにたるみが出てきていることで「顔の印象が老けて見える」というお悩みをお持ちの方が多くおられます。たるみというのは目の周りだけでなく、顔全体に見られる現象です。もっと言えば顔だけでなく体全体にも見られます。これは加齢によるもので、加齢によって筋肉や皮膚が老化することによって、それまで維持できていた形が変わってしまい、それがたるみなどの形に表れてきます。よく言われる「地球の引力に負ける」というのは、間違いではありませんが、これだけでたるみの原因を説明できるわけではありません。加齢だけではなく、時間の経過によって体型が変わることもあります。年齢を重ねるごとにぜい肉が増えてくると、それだけ余分なお肉が増えます。ぜい肉は筋肉ではなく脂肪でできているので上に引っ張る力や形を維持する力があまりなく、それが地球の引力そのままに垂れ下がることは普通に考えられます。ぜい肉というとお腹の周りなどを想像される方も多いと思いすが、ぜい肉は顔にもつきます。余ったお肉が下に垂れ下がってくると、「地球の引力に負けてたるみが出てきた」となるわけです。このように、顔にたるみが出てくるのはごくごく自然なことであり、加齢によってある程度は仕方ないと考えて良いと思います。人間の体は加齢によってさまざまな影響を受けますが、それがとりわけ顔という常に露出している部分に出てくると、「老けて見える」「病気っぽく見える」「いつも疲れているように見える」というお悩みになってしまいます。これが見えない部分で起きていることであれば、ここまで意識することはあまりないと思います。顔の印象がその人の印象を決めるかなりのウェイトを占めていますから、たるみがお悩みの大きなウェイトを占めるのは仕方ありません。当院では形成美容クリニックとして、顔の印象を最も印象づける目の周りのたるみを改善する治療を行っています。具体的には上まぶたと下まぶたそれぞれに出てくるたるみ、つまり余っている皮膚を取り除いて再びつなぎ合わせるという手術です。余っている部分がなくなるのでスッキリとした印象になり、老けて見える問題を解消するだけでなく表情が明るい印象になります。目の下にはくまが出てきてこれも老けて見える原因になってしまいますが、下まぶたのたるみ取り手術であれば、こうした問題も改善することができます。