【前編】わきが治療の「失敗」とは何か?手術で後悔する全パターンとその原因|神戸トアロード形成美容クリニック

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【前編】わきが治療の「失敗」とは何か?手術で後悔する全パターンとその原因

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わきが治療で後悔しないために。
三宮の専門家が解説する「失敗」の全原因と究極の回避策
「わきが治療で、絶対に後悔したくない」

長年の深い悩みを解消するため、勇気を出して治療への一歩を踏み出そうとするとき、誰もが心に抱く切実な願いです。実際に、インターネットで「わきが治療 失敗」「手術 後悔」といった言葉を検索し、この記事にたどり着いた方も少なくないでしょう。
まず、そのように慎重に情報を集めていること自体が、賢明な患者様である何よりの証拠です。わきが治療は、時間、費用、そしてご自身の身体と未来を託す、人生における重要な決断の一つ。だからこそ、起こりうるすべての可能性を深く理解し、心から納得した上で治療に臨むべきなのです。
残念ながら、わきが治療には「完璧な方法」というものは存在しません 。外科手術にも、ミラドライのような切らない治療にも、それぞれに長所と短所があります。そして、一部の患者様が治療後に「こんなはずではなかった」と感じてしまうケースも、悲しいことに存在します。

この記事の目的は、いたずらに不安を煽ることではありません。むしろその逆です。三宮でわきが治療を専門とする立場から、なぜ一部の患者様が「失敗した」と感じてしまうのか、その原因を徹底的に解剖します。

前編となる今回は、まず「失敗」の正体を明らかにし、特に外科手術である**「剪除法(せんじょほう)」で起こりうる後悔の全パターン**とその医学的背景を、包み隠さずお伝えします。この知識は、あなたを後悔から守るための、何より強力な「盾」となるはずです。

■ なぜ治療後に「失敗した」と感じるのか?
– 期待と現実のギャップ
わきが治療における「失敗」とは、一体何を指すのでしょうか。医療ミスのような深刻な事態は稀であり、多くの場合、患者様が感じる「失敗」や「後悔」は、治療前に抱いていた期待と、治療後の現実との間に生じるギャップに起因します。
具体的には、以下のようなケースが挙げられます。

  • 大変な手術をしたのに、まだ臭いが残っている

  • 想像以上に傷跡が目立ち、コンプレックスになってしまった

  • ダウンタイムが予想以上に辛く、生活への支障が大きかった

  • かけた費用と労力に見合う効果が得られなかったと感じる

こうした「認識のズレ」が生まれる最大の原因は、治療前のカウンセリング不足にあります 。医師が治療のメリットばかりを強調し、デメリットや限界、起こりうるリスクについて十分に説明しなかった場合、あるいは患者様がその内容を正しく理解できなかった場合、期待値は現実から乖離してしまいます。
医師にとっては「当たり前」の医学的限界(例:臭いを完全にゼロにすることは不可能)も、患者様にとっては「初めて聞く衝撃の事実」かもしれません 。このギャップを埋めないまま治療に進むと、術後に現実を目の当たりにし、「話が違う」「騙された」という強い後悔につながってしまうのです。
後悔を避けるための第一歩は、治療法ごとの「現実」、つまりどのような限界やリスクがあるのかを正確に知ることです。次のセクションから、外科手術の具体的なケーススタディを通して、その現実を詳しく見ていきましょう。

■ ケーススタディ①:切開を伴う手術(剪除法など)での後悔
剪除法は、医師が目で確認しながら臭いの原因であるアポクリン汗腺を取り除くため、わきが治療のスタンダードとされる非常に効果の高い方法です。しかし、メスを入れるからこその特有のリスクや、理解しておくべき限界が存在します。

「まだ臭いが残っている」– 汗腺除去の現実と限界
手術を受けたにもかかわらず臭いが残る、という点が、最も多い後悔の理由の一つです 。これにはいくつかの明確な原因があります。

「100%除去」という神話の罠
まず理解すべき最も重要な点は、いかなる名医であってもアポクリン汗腺を100%除去することは不可能だということです 。汗腺を隅々まで完全に取り除こうとすれば、皮膚を大きく切り開き、広範囲に剥離する必要があり、皮膚へのダメージが増大し、深刻な合併症のリスクが格段に高まります 。通常、熟練した医師による手術で80%から90%の汗腺が除去できれば、日常生活で臭いが気になることはないレベルにまで改善されます 。この「完全な無臭にはならない」という医学的限界を事前に理解していないと、「大変な思いをしたのに、この程度か」という深い失望につながりかねません。

■ 医師の技術力という最大の変数
汗腺の除去率は、執刀医の技術と経験に大きく左右されます。経験の浅い医師の場合、皮膚の中央部分の汗腺は除去できても、切開創から遠い部分の汗腺を取り残してしまうことがあります 。これが術後の臭いの残存や、「再発」と感じる原因となります。実際に、他院で複数回手術を受けたものの、汗腺の取り残しによって症状が改善されなかった患者様もいらっしゃいます。

■ 「傷跡の小ささ」と「効果」のトレードオフ
「傷跡を最小限にします」という言葉は、患者様にとって非常に魅力的に聞こえるかもしれません。しかし、ここには注意が必要です。切開創が小さいということは、医師の視野が狭まり、器具が届く範囲も限定されることを意味します。その結果、広範囲に存在する汗腺を十分に取り除くことが難しくなり、効果が不十分になる可能性があります 。傷跡の小ささを優先するあまり、本来の目的である「臭いをなくすこと」が疎かになっては本末転倒です。  

■ 混同されがちな「臭いの種類」
わきが手術がターゲットとするのは、特有のツンとした臭いを発する「アポクリン汗腺」です。しかし、脇には皮脂を分泌する「皮脂腺」も存在します。手術では皮脂腺は除去できないため、体質によっては皮脂由来の酸っぱい臭い(皮脂臭)が残ることがあります 。わきが臭が改善されたことで、かえって今まで気にならなかった皮脂臭が目立つように感じられるケースもあるのです 。  

■ 「傷跡が想像以上に目立つ」– 回復過程の正しい理解
メスを入れる以上、傷跡が残るのは避けられません。しかし、その傷跡が「想像以上」に感じられるのは、回復過程に関する説明が不足している場合がほとんどです。

■ 術後初期のショッキングな見た目
多くのクリニックのウェブサイトに掲載されているのは、術後1年が経過した、最も綺麗に治った状態の「完成形」の写真です。しかし、術後1ヶ月から3ヶ月の時期は、切開線だけでなく、汗腺を除去した範囲全体の皮膚が硬くなったり(拘縮)、黒ずんだり(色素沈着)することがあります 。この**「回復途中の最も見栄えが悪い状態」**を事前に見せられず、知らされていないと、「事前に見せられた写真と全然違う」と大きなショックを受けてしまうのです 。  

■ 正しい治癒のタイムライン
切開線の傷は、通常は脇のシワに沿っているため、時間の経過とともになじんでいき、1年もすればかなり目立たなくなります 。また、術後の黒ずみや皮膚の硬さも、皮膚へのダメージに対する正常な治癒反応であり、これも通常は1年ほどかけて徐々に改善していきます 。術後間もない状態だけで「失敗だ」と判断するのは早計なのです。

■ 傷跡を悪化させる患者様自身の要因
最終的な傷跡の綺麗さは、術後の過ごし方に大きく影響されます。特に重要なのが「安静」です。医師の指示を守らずに腕を動かしすぎると、縫合した傷口が開いてしまう(離開)可能性があります 。一度離開した傷は元通りには治らず、目立つ傷跡として残ってしまいます。

 

■「ダウンタイムがこんなに辛いとは」– 合併症と術後管理の重要性
手術の効果を最大限に引き出し、美しい仕上がりを得るためには、術後のダウンタイムを正しく理解し、適切に過ごすことが不可欠です。

■「絶対安静」の医学的理由
手術後、脇の皮膚は下の組織から剥がされた状態になっています。この皮膚を再接着させるため、数日間はガーゼなどで脇を圧迫固定し、腕の動きを厳しく制限する必要があります 。特に術後2〜3日は、仕事や家事を休み、安静を保てるようなスケジュールを組むことが絶対条件です 。この期間の安静が不十分だと、深刻な合併症を引き起こす可能性があります。

■ 最も多い合併症「血腫(けっしゅ)」
血腫とは、剥離した皮膚の下に血液が溜まってしまう状態のことです 。主に術後の安静が守れなかった場合に起こります 。血腫ができると、強い痛みや腫れを引き起こすだけでなく、溜まった血液が細菌感染の原因になったり、皮膚への血流を妨げたりします。

■ 最悪のシナリオ「皮膚壊死(ひふえし)」
血腫を放置したり、医師が皮膚を薄くしすぎたりすると、皮膚への血流が途絶え、皮膚組織が死んでしまう「皮膚壊死」に至ることがあります 。皮膚が壊死すると、その部分は黒いかさぶたのようになり、最終的には火傷の跡のような引きつれた醜い傷跡(瘢痕)が永久に残ってしまいます 。これは、わきが手術における最も避けなければならない合併症の一つです。

手術の成功は、医師の技術だけでなく、患者様自身の術後管理への深い理解と協力があって初めて成り立つ、二人三脚の共同作業なのです。
【前編のまとめ】
ここまで、外科手術、特に剪除法で起こりうる「後悔」の具体的なパターンとその原因を詳しく見てきました。臭いの残存、傷跡の問題、そしてダウンタイムの辛さ。これらはすべて、治療の限界とリスクを事前に正しく理解することで、その多くが「想定内の経過」となり、後悔を避けることができます。
しかし、もう一つの主要な治療法である「ミラドライ」には、また別の種類の後悔が存在します。「切らないから安心」というイメージの裏に潜む、思わぬ落とし穴とは何でしょうか。

次回の後編では、ミラドライで後悔するケースを徹底分析するとともに、これらすべての失敗を回避し、あなたが心から納得できる治療を受けるための**究極のガイド「5つの重要チェックポイント」**を具体的に解説します。あなたの治療が「成功」で終わるために、ぜひ後編もご覧ください。

・後編はコチラ

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形成外科の専門知識と経験を活かし、患者様一人ひとりに対して親身に寄り添い、理想的な結果を追求しています。施術に対する情熱は、安全性と美しさを両立させることに重きを置き、自然で美しい仕上がりを目指すことにあります。患者様の満足度を最優先に考え、長期的な美しさを提供するために細やかな配慮を持って施術に臨んでいます。

当院では、患者様のお悩みを真剣に受け止め、専門的な知識を駆使して個々のニーズに最適な治療法をご提案することに重きを置いています。患者様一人ひとりに寄り添いながら、外見だけではなく心のご負担も軽減できるよう、根本的な解決を目指して取り組んでいます。また、信頼関係の構築を大切にし、患者様が安心してご相談できる環境を整えることを心掛けています。

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当院では、美容医療を通じて、患者様がより若々しく、生き生きとした毎日を過ごせるようサポートしています。「美容クリニックは敷居が高い」と感じる方にも、通いやすく相談しやすいアットホームな雰囲気づくりを大切にしています。体の悩みに寄り添い、美しさを引き出す医療を。どんな小さな悩みでも、まずは気軽にご相談下さい。私たちスタッフ全員で、あなたの美しさを応援します。

院長 上出 泰央
Dr.KAMIDE-Making Beauty More Approachable
15
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KOBE TORROAD CLINIC

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